簡単に歌うその歌を 何度でも繰り返したあとで 届かないままここで歌う あの日のことが消えても 忘れたくないことを忘れても 忘れたくなかったことは忘れずに このまま どこまで いけるかなんて考えず あまり早くはない足で どこまで走ろうかばかりを 探していたい どこまで上擦っても 私には歌えない歌を そんなに簡単に歌ってしまわないで 憧れのままにしておいて今日も あなたになれないままで どんなに離れても消えない思いも くだらないで終わらぬように この日々が意味もなく 続いてもそれでいい どこまで遠ざかっても 目を凝らしてしまうあなたのままい て欲しい このままでいいなんて 思えはしないけど 振り返りもせずに 止まない雨でも 変わらないままで明日を歌う くだらない私のままで