母へ

歌詞

いつも周りに気を 配ってるあなたがいるけど 自分のことは2の次にして オレのこと考えてくれた 父と共に働く姿 懸命な姿見て厳しさも感じながら 育ちました 見渡せばいつもにこやか 想い出家族写真 あの時の笑顔の理由を 直ぐに思い出させてくれる 時が流れて街を離れて歳を重ねて 気付く愛されてること 本当は苦しいことも何事も 無いように 過ごすあなたの芯の強さに 甘えてきたんだ恥じらい躊躇って 何も言えないが 受け伝えもらった愛を 同じように他の誰かを愛して 返せるように 遠回しだけどそれも恩返し 四姉妹の三女として代々と受け 継がれたこの屋号を 守り続けてきた私は 商人の娘だからとあなたの口癖 負けん気の強さ滲み出ている 小さな身体で声を出して 店に立ち 続ける 夜は帳面とにらめっこ 唯一の休みお正月 毎年笑顔で集まる 賑やか4姉妹 ずっと 変わらないでいる 終わりが見えない生きること だから今を全力で生きて 駆け抜けなさいあなたの 姿生き様背中でそれを証明している 気が付けばオレも歳をとりあと 何度恩返しできるかわからないけど 何度でも 伝えたい 「ありがとう」 室工大と共に歩んできたこの店も 時代の流れに伴って少しずつ 変化してく 学生の声で賑やかだったあの頃を 今では懐かしんでいる 本当は苦しいことも何事も 無いように過ごすあなたの 真の強さに甘えてきたんだ 恥じらい躊躇って何も言えないが 終わりが見えない生きること だから今を全力で生きて 駆け抜けなさいあなたの姿生き様、 背中でそれを証明している この世に生まれてこの街で 過ごすことにきっと意味があると 強く信じ 鐡の街 大切な人と巡り逢えたことも 祖父から母へ受け継がれた 愛する人共に守るべき このお店とその想い 胸に秘め生きていく