知らないで 忘れないで 一人だけの夜空に琥珀色 儚いね 逆さま夢 あの泡沫の底に咲いた 想像して想像して想像して想像して 想像した宵 花染めは 再生して再生して再生して再生して 再生したデジタル質の夢 この共有して共有して共有して 共有して共有した140文字列だけが 夏を彩った 暗い怖い夢の続き 積もった話 これっぽっちだった 閉められたクローゼットの中にまだ 埃被った新品の心があるの 畜生め「仕方ない」で 当たり前の日々を隠していこう 儚いね 逆さま夢 唯々終わりが怖いんだ 想像して想像して想像して想像して 想像した宵 花染めは 再生して再生して再生して再生して 再生したデジタル質の夢 嗚呼最悪だ! 何にも変えられない もう最悪だな! そんな夏だった。