あの日交わした言葉の隅に 今も輝くものを探している 思い返してばかりの日々を 君が見たなら笑うだろうな 立ち込める静寂を射貫くまなざしを 張り詰めた朝靄に灯る歌声を 揺らめく風の色を 落ちる夕陽の音を 君が描いた結末の先に立っている 今さら呼吸を繋いでは 握りしめた手のひらに何も無いまま 彷徨う夢幻のあわいで 君の落とし物を拾い集めていく 「いつか夢が覚める日がきたら」 「いつか君も旅に出るのなら」 今さら呼吸を閉ざしても 握りしめた手のひらに何も無いまま 彷徨う夢幻の最果てで また笑い合える日に辿り着くまで