ふとこぼれた君の名が 所在なげに部屋を舞う 思い出すほど記憶は 儚くきらめいた ひとひらの瞬間(とき)を重ねて 永遠を信じても 流れる水は姿変え それぞれの行く先へ ねえ 離れていても 繋がっているよね 胸に解いたリボン この空越えて 君へと放した 出会いは刹那の光 見慣れた景色 彩って 僕の眠る感情を 君が目覚めさせた うたかたならば寂しさも 幻と消えて でも確かに 痛みはここに 喜びと共にある 君が同じ空を 見上げながら思う人が 僕であれば 小さな願い そっと隠してる ねえ また会えるかな 涙よりも先に 微笑みを贈ろう 輝いていよう 約束したから そう 離れていても 繋がっているよね 胸に解いたリボン この空越えて 君へと放した