御伽噺

歌詞

何処にも行けない泥濘が 私の足元を掬っていく 避けない　酔えない 当たり前が一番難しいってこと。 此処には居られないし 赤裸々に語れない 魔法なんて燃やしたい この夜に灯りを点けて 心は脆く簡潔に終わる 黄昏れの時すら幻を見てる 大切なものに裏切られる度 錆びていく心が痛くて 隠したナイフと汚れたスカート 行き着く先はいつもこう 伸びてく影 「どんどん終わっていく」 何処にも行けない泥濘が 私の足元を掬っていく 避けない叫べない選べない夜に 色は無くてさ モノクロに響いた声は 束の間の幸せは 蜃気楼に奪われた 消えそうな夜の歌 真夜中抜け出して 魔法なんて燃やして 灯りを辿って 真夜中抜け出して 魔法なんて燃やして 灯りを辿って また夢を見てる　御伽噺 「どんどん終わっていく。」