「オレは和泉守兼定。 侍の時代の終わりを見届けてきた、 当時最先端の刀だぜ。 もちろん、 今の主に振るわれる限り、 オレは今でも 最先端ってわけだな!」 終わるために 時代は始まるのか? …そうじゃねえ 崩れるために 形作られるのか? …そうじゃねえだろ そこで生まれるものがある いのちだとか 思いだとか そういう 大事なもんだ セ キ ト メ ル シ ガ ラ ミ ヨ ド ミ ケ ガ レ ユ ク マ デ 別れのための出会いじゃない だが、 出会うための別れってのは あるかもな この世界は巡ってるって 言うだろう? イ ク ド メ グ ロ ウ ガ カ レ ハ テ ク チ ユ ク ダ ケ 「やりやがったなあ!」 理由が欲しいなら 探し出すしかねえ 意味が欲しいなら できることをやるしかねえ ア ア… ア ア ア… 大丈夫だ 己の核はここにある それはずっと 変わらねえ さあ、戦しようぜ! 銃や大砲じゃなく さあ、戦しようぜ! 刀や槍を使った戦(けんか)だ さあ、戦しようぜ! 互いに譲れねえもんがあんだよ さあ、戦しようぜ! ここは、刀の戦場だ 「オレの活躍、様んなってたろ?」