小さい粒が肩に落ちる 傘をさすのもためらう雨 あの日もそう 光こぼれる遠い世界を 君の側で見てた このままその手を掴んでも二人は 友達で居れる? 何かが壊れてしまうようで 本当の事なんて言えなかった 少しかすれた夢はまるで 白黒に変えた写真のよう そんな日々も思い返せば 明日からはと前を向いてゆける あれから僕らは何度目の雨上がり 遠い街の中 何かが過ぎ去ってしまうようで ほんの少し胸が疼いたんだ あのままその手を掴んでも二人は 傘の真ん中で 何かを叶える言葉なんて 見つけられなかった気がするんだ