永遠なんて必要ない! 今日は楽しかったねって、 伸びていく影を愛していたいな。 歩いて帰るのに飽きてしまった 今日は ひさびさに スキップなんてしてみる。 思っていたよりスピードが出て、 楽しいかもなんて思って、 それと同時に寂しくなったんだ。 今更になってこの街を 好きになって、 イルミネーションを抱きしめて 願った。 「この最悪を照らしてくれよ」 チカチカと景色が光って、 走馬灯でも見ているようだった。 思い出の中、白く咲く桜には 絵文字にはない枝葉があった。 日向を選び、歩く君みたいに (ねえどうか、これから) 踊るように生きれたら、 いいのになあ。 本当は ずっとこのままでいたい。 そんな願いは叶わない。 わざと目の前の電車を逃してみる。 きっと思ってたより近い 未来に季節は過ぎ 去ってしまうんだ。 今までのように。 思い出の中、白く咲く桜には 絵文字にはない枝葉があった。 日向を選び、歩く君みたいに (ねえどうか、これから) 踊るように生きれたら。 ああ!永遠なんて必要ない! 今日は楽しかったねって、 伸びていく影を愛していたいな。 ねえ、ずっとこのままでいたい。 そんな願いは叶わない。 それでも僕らは軽快なステップで。