ひとつ願いが叶うのなら あなたの傍で微笑んでいたい たとえ姿見えなくとも 愛しき日々とともに 窓辺差し込む月明かり 胸が痛むのは何故 愛でて手折れば罪も花 今宵摘んで仕舞おうか 鏡に向かいて綴るこの歌は あなたのこれまでの日々に 秤に乗せて試すこの涙は これからの日々に捧ぐため 交わした契り 願いがもしも叶うのなら あなたに凭れ微睡んでいたい たとえ姿見えなくとも 忘れはしない 愛しき香 あなたの香 水面映した成れの果て 胸が痛むのは何故 せめてこの身果てるのなら 共に朽ちてくれようか 鏡に向かいて綴るこの歌が あなたを照らしますように 秤に乗せて試すこの涙が あなたの傷癒す薬でありますように 描いた夢を抱いた胸が あなたの所為で綻んで痛い たとえ姿見えなくとも 忘れはしない 愛しき瞳 唯あなたのことを想っているの 嘘じゃない あなたのことを想っているの だからこそ 強く抱いて深い深い底へ 沈めてほしい ひとつ願いが叶うのなら あなたの傍で微笑んでいたい たとえ姿見えなくとも 忘れはしない 忘れられない 願いがもしも叶うのなら あなたに凭れ微睡んでいたい たとえ姿見えなくとも 戻れはしない 歩む片道 忘れはしない 愛しき香 あなたの香
