街のざわめきが 足跡を埋める 夜風に揺られ 僕をすり抜けて 恋人同士のささやく声だけ 何もかもが響きはじめて 白い心に残る 限りなく続く 涙の世界で 浅い息を殺し続けて 空を見続けた 崩された言葉さえも とめどなく流る河に乗り 古の想い探る シナリオのない悲劇に生きてた 僕は いまも 君の 想い出に寄り添い そして つよく つよく 抱きしめていたいよ I wish this tragedy will be over こない電話 まだ待ち続けていた 鼓動だけが 冷めた紅茶と共に こない電話 まだ待ち続けてるよ そして疲れ 髪を切りはじめてた 悲しみのはては どこかにあるから 絵の具にそっと 髪を溶かし込む 新月の晩の 夜露を集めて 彩鮮やか 描きはじめた ニ人の淡い過去を 限りなく遠い どこかの異国まで このキャンバス 送りたいのさ 君を忘れよう…
