星も 眠る 深い夜空に 燃える 軌道 ひと筋残る ひとり そそり立つ 頂で 拳 高く 掲げる 幸せになりたい 道はそれぞれでも ひとつの結末へ 人は永遠に歩く 救われし者でも 救われぬ者でも ひとつの終末へ 人はともに歩く 文字も言葉も持たない頃 生まれながらの力があった なのになぜ 失ったか 何とひきかえたか 取り戻せるか 今でも 月も 眠る 深い夜空を 駆ける 星が 赤く切り裂く 空へ そそり立つ 頂は 闇に 溶けて 隠れる 歪む 夜空 渦まく星座 光る 水輪 描き出す時 ひとり そそり立つ 頂に 登り 祈り 捧げる 己のためでなく 明日のためにこの身 燃え尽きたとしても 悔いは少しもない 自分以外の人のために 祈る力を持っていたはず ひとりでは生きられない 弱い 僕ら だから 取り戻したい 今こそ 月も 眠る 深い夜空を 駆ける 星が 赤く切り裂く 空へ そそり立つ 頂は 闇に 溶けて 隠れる 星も 眠る 深い夜空に 燃える 軌道 ひと筋残る ひとり そそり立つ 頂で 拳 高く 掲げる