あなたの瞳に映る月の そんな色でありたかった そんな色になりたかった 月を隠して空を落として 見上げることのないこの世界で 孤独や不安も 好きも嫌いも 暗闇の中では同じだった 何もかもいらないって 全てを捨てたあの日 たったひとつ捨てられなかった ものがある この名前を呼んで この名前を聞いて たったひとつ捨てたくなかった 出会いがある 宵の三日月 赤い赤い夕日が溶けて 浮かび上がる真実の姿 懐かしい声 あなたの瞳に映る月の そんな色でありたかった そんな色になりたかった もしも願いを選べるのなら 揺れ動く感情に従ってみたいな 人の形に心を宿した 暗闇を彷徨う本当の自分 何もかもいらないって 全てを捨てたあなたを ずっと側で見守りたかった 理由がある この名前を呼んで この名前を聞いて 今宵の月はとても綺麗だ 宵の三日月 長い長い夢から覚めて 何も言わず見つめ返す 真っ白な月 永遠の空 闇の中で どこかで呼ぶその声を 探していた 名前を呼んで (名前を呼んで) 名前を聞いて (名前を聞いて) 今宵の月は本当に綺麗だ 宵の三日月 赤い赤い夕日が溶けて 浮かび上がる真実の姿 懐かしい声 あなたの瞳に映る月の そんな色でありたかった そんな色になりたかった