Track bytoddle
まき上がる水しぶきに 行く先を また見失う 理由もなく 静けさが 絡みついて足を止める 吐き出しても 足りなくて いたずらに 影が落ちる どしゃ降りの ぬるい雨に 浮かんで消える遠い街から 放たれた光 捉えたならまた進め まき上がる 水しぶきが 瞬いて 辺りを照らす 理由もなく 静けさが 押しよせる夜を抜けたら あぁ 近づいてく 朝に溶けてゆく 冷たい手のひらに 青い灯がともる