髪を撫でるあなたの手が 離れた夜を 思い出す 鮮明にほんとに鮮明に 焼きついて離れないの 居なくなるのなら せめて後片付けしていってよ 置いてった言葉も くれすぎな幸せも 私が捨てられないのを 分かってるでしょ 渡しといた心は返してね 私といた時間も、もう捨てといてね 耳を触るその仕草は 嘘をつく時の癖なのよ 吸い殻が溜まってこぼれてく 黒く染まる 私の心みたいに汚れていった もういいよって言ったじゃんか あの時離れてくれればよかった どうしたい?って聞いたじゃんか 側にいることを選んだくせに 嘘ばっか それでもさ 置いてった言葉も くれすぎな幸せも 私が捨てられないのを 分かってるでしょ 渡しといた心は返してね 私といた時間ももう捨てといてね