どれだけ君が輝いても 僕はくすんだままだ どれだけ美しい声も この耳では歪んでしまう どれだけ卑屈な言葉も 君の前では意味がないんだ 世界の真ん中 手を振っている正しさよ 寒気がするくらい 背中を丸めた 暗がりに慣れた 希望の夜明けが近づく 辻褄合わせ また始めようとして 昨日の夜に破いたノート 穴の空いた靴を履いて今日も 性懲りもなくまた君の声を思い出して 輝く世界に目を焼かれても 見えないままで歩いて行かなくては 誰かが残した光の跡 それに続いた君の背中も 剥き出しの欲望の果て 再会を祈る どれだけ曲がりくねった後で 全てを投げ出しても ダメだったねって言って笑って誤魔化して また足跡は続いてく 落ちない汚れをどれだけ撒き散らしても うすら笑いを絶やしてはいけないわ ドブネズミみたいな美しさも すぐに消えてくこのアイデアも 輝く世界に目を焼かれても 見えないままで歩いて行かなくては 誰かが残した光の跡 それに続いた君の背中も 剥き出しの欲望の果て 再会を祈る