冷えた声は 弾けて遠くで 囁く波音みたいに 認めてしまう 今にも めまぐるしい世界の中で どれも変わらない毎日だとか 居心地よさに飽きても なんとかやってる風を装って いつからか 夢を見てる 手放せば楽だろう 目を閉じてる限り 進める 移り変わる季節を生きてる ことがどれだけ尊いとか 春は何色だったんだ 痩せる影を視線で追いかけて いつからか 夢を見てる もう思い出せない 何処かも 振り返れば側にあるような 曖昧な境界線を 遊ぶように繰り返し描いて このままずっと 夢ならいい 拾い集めた言葉を 紡いでも取るに足らない業なのか ならば携えるしかないだろう 不安をどれも違えず一括りで 明日を待つ 夢の中で 揺らいだままで 明日を待つ 夢の中で