泣けない君が 夢見るものは 森を渡る清らな風 泣かない君が 焦がれるものは 雲ひとつない空の青 ぼやけた記憶の淵 何度も指で擦り やがて昨日の匂いも 何一つ残さず 消し去ってしまえたなら 忘れられるのに 絶望に僕らは導かれて 魂の在りかで めぐり逢えたんだ 絶望が僕らを 呼び合うから 始まりの場所へ さあいま手を繋いで 決して尽きることない 約束をしよう 泣いてる僕が 夢見たものは 朝焼けを映す湖 失くした季節の果て 何度も声をあげて いつか傷つけた想いも 何一つ残らず 重ね合わせられたら 越えていけるだろう 絶望が僕らを 見棄てるまで 魂のとなりで 明日をさがして 絶望が僕らを 見放すまで 永遠の丘で 怖れるものは何もない 君の目に 映るすべてを 君の耳に 届くすべてと共に 寄り添いながら 君を感じて 生きよう 絶望に僕らは 導かれて 魂の在りかで めぐり逢えたんだ 絶望が僕らを 呼び合うから 始まりの場所へ さあいま手を繋いで 決して尽きることない 約束をしよう
