幾千の月日が流れても たどりつけぬ場所を さまよい 求めながら歩いてゆく 人はやさしさにふれるたびに 小さな子のように 無邪気な素顔のまま微笑むけど 恋人よ 私の瞳の奥で かすかに揺れている真実が どれほど伝わるのでしょう 傷ついた心と体あずけて あたたかな この胸で 海よりも深く眠って いつかこの舟を見送る日が 来ることも忘れて すべてを包むように抱きしめたい もしもそこに愛を争えば 引き返す術さえ なくした男達は陰を見せる 恋人よ 私の体の奥で 波を打つ鼓動を感じたら 唇で応えてほしい さしだした この手の痛みは きっと 永遠にあなたを愛しぬく 証になるでしょう 〈♪〉 恋人よ 私の瞳の奥で かすかに揺れている真実が どれほど伝わるのでしょう 傷ついた心と体あずけて あたたかな この胸で 海よりも深く眠って