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世界で一番

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  • 1997.05.16
  • 8:55
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歌詞

世界で一番長いコンブが 暗い海の底で揺れている ゆらゆらゆらとのんきに揺れている 長いことすら知らないで 世界一だと知らないで 世界で一番強いゴリラが 森の木陰でイモをかじっている 背中かいたり頭かいたり夢見たり 強いことすら知らないで 世界一だと知らないで 世界で一番黒いカラスが 公園のゴミ箱の上を飛んだ どこかにおいしい物は落ちてないかな 黒い翼は知らないで 世界一だと知らないで 世界で一番大きなクジラが 老衰を迎えおぼれて死んだ 潮を吹き吹きあぶくを吐いて 大きい体を沈めて死んだ 世界一だと知らないで 世界一だと知らないで 誰もが世界一のはずで 誰もがそれを知らない 誰もが世界一のはずで 誰もがそれを知らない 世界で一番鮮やかな花が ヒマラヤの谷間に咲いていたよ でも誰も見つけてあげれなかったから 花はそのまま静かに散っていったよ 世界一だと知らないで 世界で一番黄色い蝶々が サナギを割って飛び出した 雨や風が邪魔をするけれど 高い空に向かって飛び出した 世界一だと知らないで 世界一だと知らないで 世界で一番種を付けるヒマワリが 腐葉土の中から双葉を出した ヒマワリに言葉はないけれど 土に埋もれた根っこはしぶとく生きる 世界一だと知らないで 世界で一番やさしい人が 恋した人に昨日ふられました あふれる涙はあふれ続けて やさしいことすら気がつかないで 世界一だと知らないで 世界一だと知らないで 世界で一番人に希望を与える男が 失意のどん底で死ぬことばかり考えている 今のところ希望の文字はないけれど それでも死ぬまで生きていこうと思う 世界一だと知らないで 世界一だと知らないで 誰もが世界一のはずで(世界で一番長いコンブが) 誰もがそれを知らない(世界で一番強いゴリラが) 誰もが世界一のはずで(世界で一番黒いカラスが) 誰もがそれを知らない(世界で一番大きなクジラが) 世界一とはそんなものさ(世界で一番鮮やかな花が) だけどすべてが生きて輝いて(世界で一番黄色い蝶々が) 誰もが世界一のはずで(世界で一番種を付けるヒマワリが) 誰もがそれを知らない(世界で一番やさしい人が) 世界一とはそんなものさ(世界で一番希望を与える男が) だけどすべてが生きて輝いて(世界で一番) 花は花として一番鮮やかになる 鳥は鳥として一番空を飛べる 人は人として一番人を恋する 誰も気付かない 誰も気付かない 静かに生まれ静かに朽ち果てていく 静かに生まれ静かに朽ち果てていく そして生まれる そして生まれる 世界で一番 世界で一番 世界で一番 世界で一番

11曲 | 1997

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