今回はアジカンさんにスポットを当ててみました。何を隠そう、アジカンさんは私が好きな方の日本を体現しているバンドなのです。
国家主義のような、しかつめらしい日本ではなく、ふっと街角で優しく声をかけてくれる日本。いつも国際線で帰国すると機内の音楽配信でアジカンさんを聞いてます。
どうやら隣りの印度人が機内食を食べ終わって、就寝中のようです。
いたずら好きな子供のように、そっと座席前のタブレット画面でAsiaー>Japanー>Asian kung-fu generationを莞爾と選択する。
徐にイヤホンからRe:Reが流れだす。私は小さく息をつく。
もうすぐ成田。
聴くとやっと日本に帰って来たと思うのです。
2018年初夏 著者
…もっと見る