メジャートライアド(ドミソの三和音)に短7度と長9度を入れた和声です。宝石の様な光沢感と気持ちの良い感触で曲のひびきのフックとなりやすい。幾多の天才たちを魅了してきたこのコードはピアノでどの音域で押さえても音圧がとても自然で安定感があります。印象派の時代にもよく出てきたコードで、個人的にはE7(9)が好きです(Ajaは37秒、Rikkiは1分7秒、アラベスクは1分16秒、パヴァーヌは2分6秒で出てきます)。imagesと牧神とNewFrontierは至る所に出てきます。しるしは主にⅤ7(9)、Ⅱ7(9)です。
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