誰も知らないモリコーネ シリーズ第4弾!
今宵は、ファンタスティックでスリル溢れるモリコーネ・サウンドを、数少ない好き者の方に……
①『炎のいけにえ』75年……
遺体安置所で働く監察医の女性(ミムジー・ファーマー)に、
自殺に見せかけた連続殺人犯の魔の手が迫る。
とにかくショッキングでグロテスクな描写が当時、一部の好き者の間で話題に。
②『ある貴婦人の禁じられた写真(未・仮題)』70年……
新婚生活の若妻に、「夫は人殺しだ!」
と言う見知らぬ男が現れる。
脅迫を受けているうちに、妻は精神のバランスを崩していく…。
歌はエッダ・デロルソ。
③『ソランジェ/残酷なメルヘン(未・DVD発売)』72年……
ロンドンを舞台に女子高生の連続殺人が起きている中、
犯人に疑われた教師が謎に迫る!猟奇スリラー。
音楽はRemix版。
と、思ってたら配信停止に ⤵︎
代わりに『タランチュラ』(70年)を。
ちょいエロの《ジャーロ》です。
④『新 殺しのテクニック/次はお前だ!』71年……
火曜日に発生する連続殺人に巻き込まれる、アル中の新聞記者(フランコ・ネロ)。
イタリアらしいジャーロ・ムービー。
観たことあるけど、意味わからん映画だった。
でも撮影は、御大ヴィットリオ・ストラーロ(『ラストエンペラー』)。
⑤『生き埋めの妖婦(未・国内サントラ発売時の題名)』73年……
18世紀のフランス、遺産相続を巡る貴族間の陰謀劇。
ホラーではなく、陰謀により幽閉状態の若妻の話。
⑥『ハンドラ』83年……
『ワンダー・ウーマン』の冒頭みたいな、女性版コナン。女族の女戦士の孤独と愛と復讐。
⑦『冷酷なる瞳(未・DVD発売)』71年……
留守中の叔父の屋敷に来たカップルと、叔父に恨みを持つ侵入者との心理戦。
音楽は、モリコーネっぽくない前衛ロック。
⑧『コップキラー』83年……
汚職刑事(ハーヴェイ・カイテル)が、殺してしまった同僚を、
近頃多発する警官連続殺人の被害者にしようとする心理スリラー。
元セックス・ピストルズのジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)が共演。
音楽もライドンの「PIL」が担当する予定が、撮影から完成まで時間がかかった為ボツに。
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