AWA
このページをシェア

説明文

007 Soundtrack シリーズ 第10弾! そして、没主題歌、007サンプリング曲など、《007》にまつわる濃ゆい曲を紹介致します。 そんなこんな な、《華麗なる没主題歌の世界 part Ⅴ 》 どうぞ宜しく御付き合いお願い致します<(_ _)> ①②『007 スペクター』(15年) 2015年に公開された『007』シリーズの24作目『007 スペクター』 ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる作品としては第4作目で、監督はサム・メンデス。 御存知の通り本編主題歌は、 サム・スミスの『Writing's On The Wall ライティングズ・オン・ザ・ウォール』になったのですが、 他に、主題歌候補になったのが《レディオヘッド》 サム・メンデス監督の希望により、依頼を受けたレディオヘッドは早い段階から作業を始め 最初にレディオヘッドが『007/スペクター』主題歌として提出した楽曲は『Man Of War』。 サム・メンデス監督はこれを非常に気に入り、採用を決定。 ところがこの曲『 Man of War 』は、 1997年のアルバム『 OK コンピューター』レコーディング時に録音したが、 曲に不満を持ったメンバーによってオリジナル盤には収録されなかった未発表曲。 (後に、2017年発売の『OK COMPUTER』の20周年記念盤『OK Computer OKNOTOK 1997 2017』に収録。) その為、監督・プロデューサーが気に入っても、オリジナル曲とは見なされず、 アカデミー賞の候補曲の規定にも当てはまらなくなる為、『Man Of War』は却下という事に…… 製作側は、サム・スミスにオファーを出すが、 イギリスのバンドにとって《007》の主題歌の栄誉は手放すわけにはいかず 「もう一度チャンスが欲しい」と懇願。 サム・スミスがアカデミー歌曲賞を受賞することになる『Writing’s On The Wall』を提出する一方、 レディオヘッドは『Spectre』を完成させます。 結果 サム・メンデス監督は、サム・スミスの曲を主題歌として採用することに決定。 レディオヘッドの曲は、「暗すぎる」と判断されましたが、 曲そのものは気に入った監督は、映画本編の中で挿入歌にと考えます。 しかし、使いどころが見つからず 散々悩んだ挙句、最終的に使用を諦めたとのことです。 悔しかったでしょうね。ま、《リジェクト》あるあるですが😅 ③『 007 ゴールデンアイ』(95年)…… ピアース・ブロスナン主演《007》シリーズ、第1作『ゴールデンアイ』 本採用は、ティナ・ターナーがお勤めしましたが、 候補として用意されたのが『 Searching For The Golden Eye 』 (この映画のリジェクトで有名なのは、Ace Of Baseの『The Juvenile 』拙プレイリスト《007映画 落ち穂拾い Ⅱ 》に収録。) この曲は、 ケンブリッジシャー出身のエレクトロニックダンスミュージックレコードプロデューサー、ソングライター、リミキサー、サウンドエンジニアと、多岐にわたるMotiv8ことスティーブ・ロッドウェイと、 ボーカルのキム・マゼル。 この『 Searching For The Goldeneye』には、複数リミックスVer があり 『Motiv8 Airplay Mix 』は、標準的なラジオ バージョンであり、重厚なボンド テーマが強調されており、非常に雰囲気があります。 他に、 『 Motiv8 Moneypenny Mix 』 『 O.P.M. ミックス 』 『The Sharp Dub 』 『 Motiv8 Spectral Dub 』は、シンセとリズムを使用したオルタナティヴ・ロング・バージョン。 007の主題歌らしいティナ・ターナー版も良いですが、 このEDM の主題歌が使用されれば、 《NEW JAMES BOND》ピアース・ブロスナン を、より強調出来たかも知れませんね。 ④曲目の『The Experience Of Love』は、『007ゴールデンアイ』のエンディングに流れますが、 この曲は、『ゴールデンアイ』の為に作った曲ではなく スコア担当のエリック・セラが、前作『レオン』(94年)の時に作った没主題歌の流用。 ちなみに、『レオン』本主題歌は、スティングの 『 Shape Of My Heart 』 ⑤『 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(99年) ピアース・ブロスナン《ボンド》映画第3弾の主題歌は、ガービッジが担当しましたが、 その際、候補になったのが、 Scott Walker の、『 Only Myself to Blame 』 Straw の、『 The World Is Not Enough 』 ユーリズミックスの『I Saved the World Today』です。 アニー・レノックスは他の《ボンド》関連では、 2011 年に自身のチャリティー グループ 《Equals 》による「国際女性デーに向けてジェンダーの不平等に対する意識を高める」キャンペーンに、 ダニエル・クレイグとジュディ・デンチが、ボンド映画のキャラクターのまま、登場しました。 また、ユーリズミックスのバンドメイトであるデイヴ・スチュワートは、 2010 年の《007ビデオゲーム》 『007 ブラッド・ストーン』で歌手のジョス・ストーンと『 I'll Take it All 』という曲を共同で書きました。 ⑥『ミレニアム Millennium 』(1998年)by Robbie Williams 1990年から1995年、2009年から2012年の間まで《テイク・ザット》のメンバーとして活動したロビー・ウィリアムズが、 1998年に発売した2枚目のソロ・アルバム『 アイヴ・ビーン・エクスペクティング・ユー(I've Been Expecting You)』からのファースト・シングルとして『ミレニアム』をリリースしました。 『007は二度死ぬ』(66年)の主題歌『You Only Live Twice』をサンプリングした曲で ロビー・ウィリアムズにとって初の全英シングルチャート1位獲得曲となりました。 ⑦『Freestyle』by El Gant feat Paul Nice 2004年にリリースされた『The Evolution Of Execution Volume One』の中の1曲。 曲名は分からないが、《007》のジョン・バリー節がサンプリング。 DJ・ポール・ナイスは、私 1枚だけCDを持っていて 『フレンチ・コネクション』の時のジーン・ハックマンがジャケットの『Do You Pick Your Feet In Poughkeepsie? 』 クインシー・ジョーンズの『ホット・ロック』が入っているのが良い! 見たら買い😆 ⑧『Sightsee M.C! 』by Big Audio Dynamite イングランド出身のロック・バンド《ビッグ・オーディオ・ダイナマイト(Big Audio Dynamite)》 クラッシュのミック・ジョーンズに、ジョー・ストラマーまでも参加した 1986年リリースの2ndアルバム『No.10アッピング・ストリート』 その中の『サイトシー・M・C!』は、終盤、007のジョン・バリー節がサンプリングされてます。 (開始から3分たった頃) お気づきいただけただろうか。
…もっと見る
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし