それは1973年のことじゃった。ジャズシンガーのサラヴォーンは、自分の夫であるマネージャーと、次のレコーディングの曲の打ち合わせをしていた。
「サラちゃん、次はこの曲でいこか?」
「なんやの、これ? カーペンターズのカバーやないの!」
「全米1位のヒットソングやで! きっと売れると思うんやけどな」「なんでうちが、ポップスのカバー歌わなあかんの! そんなことしてるさかいに、いつまでもグラミー賞とれへんねん」
「そんなこと言うたかて、しばらくレコード会社との契約がなかったさかい、今は売れること優先でいかんと…しゃーないやんかいさ」
女性ジャズシンガーの御三家のひとりであったサラヴォーンも、売れない次期があったのです
どうやら、今日から全国的に雨模様です。そんなことで、この曲を思いだし、雨のリストでっせ☺️
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