"人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ"
鬼殺隊当主であり、“お館様”と隊員から慕われてる産屋敷輝哉。
この台詞は、彼が敵対する鬼舞辻無惨との最初で最後の会話の中で語られた言葉。
産屋敷邸に襲来した無惨は、病に倒れ、死が迫っている産屋敷を嘲り、自分は「不滅」という夢が間もなく叶うのだと言う。
産屋敷は無惨の言う「不滅」は不死であるのに対し、自分たち人間の「不滅」は人が繋いでいく想いという考えを説く。
無惨が滅べば全ての鬼が滅ぶが、人が想いを繋げていく限り、人の想いは不滅だという人間と鬼の決定的な違いを語る。
死病を気力で生き永らえていた耀哉は、自らを罠にして屋敷を爆破。未知の血鬼術を持つ伏兵の支援のもと、珠世が無惨に「鬼を人間に戻す薬」を吸収させる。さらに悲鳴嶼が追い打ちをかけるも、無惨は絶命しない。お館様の緊急事態に、炭治郎や柱たちも続々と集結し、弱体化中の無惨へと総攻撃を仕掛ける。夜明けまでの持久戦に持ち込めるかという状況で、鳴女によって鬼殺隊全員が無限城へと落とされ、鬼殺隊と鬼たちの総力戦が始まる。
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