今回で3回目の開催を迎える「SUPER SKYTREE DISCO」。「音楽のルーツ」をテーマに選曲したDJ陣によるプレイリストを公開!
JOHN ROBINSONコメント:
Ain't No Stopping Us Now / McFadden & Whitehead
個人的に、史上最高の1曲だと思っている。クラシックなベースラインから、天翔けるストリングス、高揚感のあるヴォーカルと、40年経った今でも素晴らしい!初めてターンテーブルを使い出した頃、この曲を聞いたのを覚えている。DJの仕事を始めた時に、必ずこのレコードを持ち歩いていたよ。
Rappers Delight / Sugarhill Gang
初の商業的な成功を収めたラップ・レコードで、Chicの「Good Times」のインストが元となって作られている。この曲が出た頃は、まだラップというジャンルが真面目になり過ぎる前のことだった。
I Want Your Love Chic 伝説のプロデューサーであるNile RogersとBernard Edwardsは、70年代後半にChicとSister Sledgeを通じて、自身のスキルを磨いてきた。Edwards氏によるファンキーなベースライン、Rogers氏の象徴的なギターサウンド、そしてシンプルに美しいストリングス ー不朽の名作だ。
Never Too Much / Luthor Vandross
僕が育ったイギリスでは、当時、とてもソウルフルなレコードが頻繁にクラブでかかっていた。Luthor Vandrossは、並外れた才能の持ち主で、バラードよりもアップテンポな曲で聴く彼の声が好きだった。この曲を、僕が始めた働いたUKのバーで流したのを覚えている。
You're The One For Me / D- Train
シンセの音がとても新鮮だったため、この曲がリリースされた当初は類のない一曲だった。この曲がラジオでかかり始める前に、UKのクラブで流すと、ダンスフロアは爆発的な盛り上がりをみせていたよ。
You Make Me Fell (Mighty Real) Sylvester これもまたレジェンドであるPatrick Cowleyが手がけた曲。彼は一つのジャンルを形成したと言える人間だ。彼のエネルギッシュな曲は大抵ゲイ・クラブ向けに作られ、必然的に人気になると、メインストリームの領域へと押し上げられて行った。この曲のSylvesterは素晴らしい。彼のファルセットとシンセがかかったハイテンポのビーツが好対照をなしている。
Now That We Found Love / Third World
90年代のHeavy Dのカバーに比べ、より落ち着いたバージョンで、ずっと聴いていたくなるレアなアップビートなレゲエ調の曲だよ。
The Glow Of Love / Change
後にThe B B & Q Bandの"On The Beat"を手がけることとなるJacques Fred Petrusがプロデュース。元々イタリア向けのプロジェクトだった。ヴォーカルは、当時無名だったLuthor Vandrossがニューヨークでつけられたものだ。さらに、それが彼等の数々の大ヒットした曲の一つとなった。初めて聴いたのが、UKのDJが輸入盤を流した時で、誰の曲なのか調べるのが大変で頭がおかしくなりそうだった!
Spacer / Sheila B Devotion
高校生になりたての頃、イタリアへスキー旅行で行った時、どこへ行ってもこの曲がかかっていたんだ!当時は知らなかったけど、この曲もChicのNile RogersとBernard Edwardsによるプロデュースだった。ギターを聴けば分かる。Rogers氏のシグネチャー・サウンドがそこにある!この曲はずっと好きで、ピアノのイントロが延長された12"盤に収録されたバージョンが特に好きなんだ。
And The Beast Goes On / The Whispers
イギリスにあったローラー・ディスコ(!)で既にDJとして活動をしていた頃にリリースされた曲。大変人気な曲で、Shalamarなど、同じレーベル(SOLAR)に所属していたアーティストの楽曲を好きでかけていた。
Junst An Illusion Imagination 当時は"突飛"と見なされた、UK発の曲。突如現れたImaginationはヒットを連発させた。リードボーカルのLeee JohnはSylvester同様、いつもファルセットで歌っていた。とても良いダンス・レコードだ。
Born To Be Alive / Patrick Hernandez
これもまたDJを始める前に知った曲。この曲のエレルギーが好きだったんだ。このような曲がプレイしたくて、ライヴをするのが待ち遠しかった。
Cuba / Gibson Brothers
僕はプレイする方法を学んだ場所が学校のディスコだった。他のDJがこの曲をかけていた。当時、僕たちは"Cuba quiero bailar la salsa"(キューバ、私はサルサを踊りたい)の歌詞の意味を理解していなかったけど、合唱しながら大興奮したよ。ロング・バージョンで出てくるピアノのパート以外、サルサと全く関係の無い...完全にディスコだ...そして素晴らしい!リミックスや再録バージョンは音が酷いため、オリジナルを聴くように!
…もっと見る