"涙"無しでは聴けない『さとうきび畑』

いろんな歌手の"想い"による『さとうきび畑』 ～ 楽曲について、一言 ひとこと ～ この " さとうきび畑 " は、作詞作曲者の想像の物語なのだろうけれども、この少女と同じ様な経験を持った少年・少女は、あの沖縄には沢山いたと思います。 以下、Wikipediaより 「さとうきび畑」は、作曲家の寺島尚彦が自ら作詞も手がけた歌。 《作品の概要》 1964年、寺島が、歌手・石井好子の伴奏者として本土復帰前の沖縄を訪問した際、摩文仁の丘を観光して着想した作品。 第二次世界大戦末期の沖縄戦で戦死した人々が眠る、夏のさとうきび畑に流れる風の音が繰り返される。全部で11連からなり、通して歌うと11分近くを要するため、大抵は要所要所カットして歌われる。2001年には後述の森山良子が「特別完全盤」として11連全ての詞を歌ってシングル発売しており、収録時間は10分19秒だと紹介されている。 第二次世界大戦を通して、沖縄の人々は日本で最も激しい地上戦を戦い抜いた。その激戦沖縄戦を通して、日米両国、無数の人々が敵味方殺し合い、そして集団自決した事例もみられる。数え切れないほど多くの戦死者・自決者たちが今なお「さとうきび畑」の下に眠っている。作者の寺島は、1972年に日本に復帰する前の沖縄を訪れて、作品中「66回」繰り返される風の音を考えたという。 ◇ 歌の主人公はひとりの少女である。少女は沖縄での戦闘で死んだ父親の顔を知らない。やがて大きくなると、ひとりで父親を探しにさとうきび畑に行く。父はなぜ戦い、なぜ殺されたのか、なにを恐れ自決したのか。通り抜ける風の音を聞きながら静かに悲しみを訴える。 たっちゃんも、もちろん戦後生まれ。 " 戦争を知らない子供たち " のひとりだ。 しかし、戦争を " もしも、あの時代に僕が生きていたら‥‥ " と、想像することはできる。 戦争、つまり " 人と人の殺し合い " けして、有ってはならない。 そんなことを、強く思わせてくれる 素晴らしい " 歌 " だと たっちゃんは、思います。