小室哲哉の作品を愛してやまないアーティスト・著名人の思い入れのある8曲とインタビューを公開していく『My TK Sounds』。
今回は凛として時雨のピエール中野さんにセレクトいただきました。ご本人のインタビューと共にお楽しみください。
【インタビュー】
小室さんの残してきた楽曲と、ピエール中野が歩んできた音楽人生との関係性を表すようなセレクトにしました。小室さんとは対談やライブイベントでご一緒させて頂いたり、食事に連れていってもらったり、いろいろとお世話になりっぱなしでした。小室ブームの火付け役となった「TRF」楽曲から始まり、当時のギャルを象徴し、キラキラと煌く「hitomi」の強さと多幸感、ASAYANが生んだ伝説「鈴木亜美」、「TMN」への原点回帰、「globe」を大沢伸一さんがRemixするという夢のようなプロジェクト、そして、大森靖子「POSITIVE STRESS」では、小室さんの楽曲でドラムを演奏出来た事を誇りに思いますし、大きな自信へと繋がりました。ピエール中野のドラムを想定して手数、足数多めのテクニカルでトリッキーなドラムが打ち込まれていたのがとても印象的です。「ラストアイドル」でもご一緒させて頂いて、才能の枯渇とおっしゃってましたが、「風よ吹け!」はそんなこと微塵も感じさせないほどの高いクオリティでした。プレイリストに入れない理由が無かったです。ラストは僕が小室サウンドを好きになるきっかけになった楽曲です。いつ、どこで、どんなときに聴いても大好きな楽曲しかない、宝物のようなプレイリストが完成しました。小室さんにはまた趣味でも良いので音楽制作をして、ふらっと公開してくれたら嬉しいですし、そうなった場合はプレイリストに追加していきたいですね。ドラムも演奏させてください。いつでも気軽に呼んで欲しいです。小さなライブハウスでセッションライブとかも楽しそうですね。DJでもTK楽曲をプレイし続けますし、本当に心から感謝を伝えたいです。TKサウンドと共に思い出が溢れて止まらないです。
ピエール中野
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