黒パンは主に朝食で食べられる事の多いデンマーク発祥のパンで、生地の分量に対してイーストを多めに含ませるという特徴がある為、作業中にも発酵が進んでしまう事から作る際にはスピードが求められます。
黒パンは少し塩味の効いた薄くて香ばしいパリッとしたクラストと、バターなどの油脂を使わないという特徴からフランスパンのバゲットなどと似た味わいとされており、シンプルで飽きがこないテーブルパンとしてデンマークでは人気があります。
フランスパンとの違いは上部にまぶしたケシの実があげられ、これによって小麦の香り以外にもケシの実の香りも楽しむことができます。
ポピュラーな食べ方としてはそのままの形では食べずに写真のように上下にカットし、バターをぬったあとにチーズ、レバーペーストなどを挟んでから食べます。
黒パンは日本ではまだあまり普及しているとは言えませんが、日本においてのデンマークのパンの注目度は確実に上がってきている為、これからメジャーになっていく可能性も十分に秘めています。
また、黒パンの生地にバターを折り込んだパンはスモー・ビアキスと呼ばれています。
らしいです🍞
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