昼間の太陽が恋しい季節…
日が暮れるのも早い。
足早に家路に急ぐ人の波は、風波のような白波に見える。
岸に向かって何度も白く崩れる人の波…
ビルの間を吹き抜ける北よりの風…
その白波を…
その人々の合間を吹き抜ける。
17:00には暗がりとなり、闇が天空に拡がり始める。
コートの襟を立てる者…
ポケットに手を忍ばせる者…
背中を丸める者…
暮れなずむ街の情景に溶け込む白波…
あなたのことをふと思い出します。
こんな時間に…
そんな時間に…
あなたを想い、イヤホンを差し込んだ…
温めて欲しくて…。
いつも…
「音楽と共にあらんことを…」
from「 oshiri ' s bar 」master
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