あいみょん🌺集めてみたよ✨
2017.09.14✨
■あいみょん「青春のエキサイトメント」PR
あいみょん×Sundayカミデ(ワンダフルボーイズ、天才バンド)
後世に残る歌を紡ぐ2人
あいみょんが1stフルアルバム「青春のエキサイトメント」をリリースした。
シングル「生きていたんだよな」で鮮烈なデビューを飾り、ファンクの要素を取り入れた2ndシングル「愛を伝えたいだとか」で新たな一面を見せたあいみょん。
アルバム発売に先駆けて8月にリリースされた3rdシングル「君はロックを聴かない」は全国42のラジオ局でパワープレイを獲得し、大きな話題を集めた。
そんなシングル曲を収めた初のフルアルバム「青春のエキサイトメント」のリリースを記念して、音楽ナタリーでは今作の収録曲「ふたりの世界」「ジェニファー」のサウンドプロデューサーSundayカミデ(ワンダフルボーイズ、天才バンド)と、あいみょんの対談を企画。
世の中や身の回りで起きたことを楽曲に落とし込み、作品として発表し続けている両者の初対談を楽しんでほしい。
取材・文 / 清本千尋
撮影 / Ray Otabe
あいみょん「青春のエキサイトメント」
2017年9月13日発売 / unBORDE
あいみょん「青春のエキサイトメント」
[CD]
3024円 / WPCL-12709
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収録内容
ワンダフルボーイズ「ロックロックロックジェネレーションSUPERVERSION!!!」
2017年6月21日発売 / unBORDE
ワンダフルボーイズ「ロックロックロックジェネレーションSUPERVERSION!!!」
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2484円 / RDCA-1047
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収録内容
2016年に感動の出会い
──あいみょんさんとSundayカミデさんはunBORDE所属のレーベルメイトですよね。出会いはいつなんですか?
手前からSundayカミデ、あいみょん。
手前からSundayカミデ、あいみょん。
あいみょん Sundayさんに初めてお会いしたのは、2016年の年末に幕張で開催されたunBORDEのイベント(参照:きゃりー、ゲス、RIPら15組が幕張で9時間熱演「我がunBORDEは永久に不滅です」)ですね。私はそのライブでunBORDEからデビューすることを発表して。天才バンドがライブをやっているとき、ちょうど私は裏で準備をしていてステージを観られなかったんです。私は天才バンドがずっと好きだったので、観られなくて悔しかったんですけど、打ち上げのときにSundayさんがめっちゃ気さくに話しかけてきてくれて。
Sundayカミデ(ワンダフルボーイズ、天才バンド) あのときの打ち上げ、有名な人ばっかりだったよね。きゃりーぱみゅぱみゅさんとか。
あいみょん そうそう。ゲスの極み乙女。さんもRIP SLYMEさんも。unBORDE所属のアーティストがみんなそこにいたので、私はめっちゃ緊張していて。そんな中Sundayさんが話しかけてくれてホンマにうれしかったです。
──Sundayさんはあいみょんさんのことをいつから知っていたんですか?
Sundayカミデ KING BROTHERS主催のイベント「ゑびすロックフェスティバル」の出演者のところに「あいみょん」ってあって、そのときに名前を知りましたね。
あいみょん えー、そんなときから知ってくださってたんですか! 「ゑびすロック」に出たのは上京する前だったので、2015年ですよ。
あいみょん
あいみょん
Sundayカミデ キンブラとは昔から知り合いで。本人たちとはしばらく会えてないけど、「ゑびすロック」にはキンブラが「今観てほしい」と思っている面白いアーティストが出ることを知っていたから、ラインナップは毎回チェックしていて。そのときにあいみょんっていう見たことのないアーティスト名を見つけて、「あいみょんって誰や?」って、周りのバンドに聞いたら西宮に住んでいる20歳のシンガーソングライターだって教えてもらってさ。それからずっと地元も近いし、いつかどこかで会えたらいいなとなんとなく思ってて。
あいみょん そうやったんですか。
Sundayカミデ うん。そのときはまだメジャーシーンで戦っていきたいと思ってるアーティストなのか、アンダーグラウンドで活動していく子なのかわからなかったから、unBORDEのイベントで会ったときにちょっと感動しちゃって(笑)。「あのあいみょんに会えた!」って。僕も生でライブは観られなかったから、あとでテレビでやってるのを観たんだけど。あいみょんは張り詰めた空気の中で1人で弾き語って、お客さんをちゃんと沸かせていて。あれはすごい集中力だし、本当に命削って歌ってるんだなと感じました。
あいみょん うれしい。私は天才バンドの曲を勝手にライブでカバーするくらい好きだったんですよ。でもどのレーベルにいるかまでは知らなかったので、unBORDEからお話をもらったときにレーベルのサイトを見て「天才バンドと同じレーベルや!」って感激しましたね。
いろんな音を加えてもこのボーカルは負けない
──お二人が作品で関わったのは「君はロックを聴かない」のカップリング曲「青春と青春と青春」が最初ですね。
Sundayカミデ そうですね。サウンドプロデューサーという形で携わらせてもらって。
あいみょん このシングルは「青春のエキサイトメント」と同時進行で制作していたので、「青春と青春と青春」「ジェニファー」「ふたりの世界」のデモを一気に渡しましたよね。
Sundayカミデ そう。弾き語りのデモをもらって。それがどれも本当によくて。僕が誰かの曲をアレンジさせてもらうときは「弾き語りで完成しているものに手をつけたらいけない」と思っていて。この3曲のデモが届いて移動中とかに「いい曲やな。もうこのままでええやん」って聴いてた(笑)。
あいみょん あはは(笑)。
Sundayカミデ それくらい力がある曲だと思って。でもアレンジを頼まれた以上そのままというわけにもいかないから、その弾き語りが持っているパワーをなくさずにどんなパワーを付けてあげられるのかを考えて。それでどの曲もけっこういろんな音を加えさせてもらいました。それぐらいやってもたぶんこのボーカルは負けないなと思ったから。あいみょんの歌は懐が深いと言うか、1人で弾き語っても成立するし、2人でやっても、バンドでやっても、オーケストラでやっても全然いいと思う。だから今回アレンジの話をもらって、本当に悩みました。
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バンドってこんな感じなんやな
■BYマイナタリー■
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