モノクロの世界から私が四季を知るまで 🌸🌻🍂⛄️

　　わたしがこの身体で知ったこと⚡️ ⸻白黒しか知らなかったわたし 🤍🖤 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　当時は自分の気持ちも 　　　　　　　うまく言葉にできず、 　　ただ「苦しい」「痛い」しか　 　 　　　　　　わからなかった。 　　音に委ねてベッドで 　　　　　　泣くしかできなかった。 　　痛みと美しさだけが 　 　　　　確かに感じれる感覚だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　🫗 わたしの心のコップの底は 　　　　　　　いつも穴が空いていて、 　　満たされることなんて一度もなかった。 　　　　　　飢えていたから、 　　誰かに分け与える余裕なんてなくて、 　　 　　むしろ誰にも 奪わせたくなくて必死だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 見たくないのに 　　　　　　　感じたくないのに、 　　　 　　　自分のことで 　　　　　 　　　　　　　いっぱいいっぱいで、 　　　自分の感情すらままならないのに、 　　誰かの痛みを過敏に 　　　　　感じてしまう自分も嫌だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　あげない自分が責められてるみたいで。 　　　　気付かないフリをしていた。 　　可哀想なのはわたしなんだからって。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 偽の白を学んだ日 🤍 そんなわたしが 覚えたのは“ 偽の白 ”。 自分が傷ついたことで、 『 もう誰も傷つけたくない 』 『 そういう人間ではいたくない 』 　　　　　ってそう強く思ったから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ でも、気づけばその気持ちは いつの間にか自己犠牲になっていた。 優しくなれたつもりでいたけど、 心の奥ではずっと 「 弱くなった 」って感じてた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　そしてある日、突然訪れた 覚醒という地獄のはじまり 💥 『 今まで報われなかったのは、 感性特化で磨くためだった 』って。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　　それまでずっとわたしが 　　自分に対して抱いていた違和感は 　　　　　　　圧倒的な生きづらさと、 　　　世の中に馴染めず、 　 　　　　どこか浮いている存在。 　自分の居るべき場所ではないような感覚。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　まるで、醜いアヒルだとばかり 　　　　　 　　　　思っていたわたしに、 　　　いきなり水をぶっかけられて 　　　　　　叩き起こされ、 　 　　　何がなんだかわからないまま、 　　　「 起きろ、あんたは 白鳥だ 🦢 」 　 　　　　　って言われたみたいだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　そしてそれは、地獄のはじまりだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　その途中で、四季を知る 🌸🌻🍂⛄️ それでも、この地獄でわたしは知った。 世界はモノクロじゃないってことを。 四季があるってことを初めて知った。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ わたしの感情には四季がなかった。 “切ない”なんて感じたことがなかった。 奥行きもなかった。 　　　　　　 　　　ずっと平面、表面だけだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　温度も、色も、 　　　　　なにも感じれなかったのに、 　　知るだけで少しだけで 　　　　　　　世界が鮮やかに見えた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　　 　　　⏳"間"と"境界線"を知った 　 　ストーリーや音楽に“間”があるように、 　　　人生にもタイミングがある 　　　　　　　　　ってことを知った。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　わたしの人生はいつも 　　　　　　　サバイバルだったから 　　すぐに決めないと 　　　　　　無くなってしまうっていう 　　　　　　　　　焦りがあった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　戦うか守るかしか 　　　　　知らなかったわたしに、 　　　“待つ”という選択肢ができた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　　　そして境界線を覚えた。 　　それが自分と人を 　　　　　　　守る切り札だってことも。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　わたしのグレーは、 　　黒に1〜2滴だけ白を混ぜたような 　　　　　グレーしか作れない。　 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　　遠回しな言い方が嫌だから。 　　　　　　相手の尊厳だけ 　　　　　 　　守れる分だけの余白しか作らない。　 　 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　でも、それがわたしらしいグレー。 　 　　　だってわたしの本来の色は黒。 　　　　　　そう思えたのが、 　　自分らしさを取り戻した瞬間だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　　　💧涙の意味が変わった 　 　　　　　　　たくさん泣いた。 　　向き合っても向き合っても届かなくて、 　　　悲しい涙がほとんどだったけど、 　　　　　　嬉しい涙もあった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 　　わたしは今まで音楽や作品でしか 　　　繋がることができなかったけど でも、人と人で 　　　　　繋がれることも知ったから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 🏃‍♀️ 激動の中を駆け抜けてきて、 吐き出したくなったの ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ この先どうなるかなんてわかんない。 でも、また泣きながら 胸をえぐられるような痛みの中、 それでもわたしは歩んでしまう気がする。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ もっと自分を知りたいから。 自分の可能性を見たいから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 現実で揺れても、 自分がどんな人間で 　　　　　　　ありたいかだけは ちゃんと自分の中で決まってるから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼