Womanカルトリスト

昔から頭の隅になんだろこの曲？と思いながらきていたが、年配の人のカラオケでそれが何かが分かった。 調べたら80年代の曲で、なんで聞いた事あるんだろと思ったらかなりカバーされてるんだね。ユーミンもカバーしている昭和の名曲というやつ。 曲調が先読みしやすく予定調和の美学みたいな。感情も上下左右偏りも少ない。 (考えたら同じ形で見つけたA-haのtake on meも似たような音の塊に思える。個人的にはその音を長時間続けられると快に思うらしい。これも名曲ではあろうから、人はそういうものなのかな？うがち過ぎか？) それはトレーナーは仕組んでいたが、ご本人様の歌唱の都合(半音上がり気味で また性格なのかな？なんか竹を割ったようなサバサバ感あるw)で抑えられた可能性もあるかもだが(失礼)。 結果とてもbright、光っていて(音が外れるにしても軽く上がるくらいならむしろ美しく聞こえるのだなと再認識)綺麗でまた聞きやすい。 これは令和の、それまで使い尽くされた音や歌詞の検問をすり抜けるのに必死な変調ミュージックからすると斬新だし新鮮。今の曲はここまで悠長じゃないもん、悪く言えば余裕がないのは分かる。 とはいえ原曲も歌詞は昭和のおっさんが作ったんじゃないか感が臭うw 「見よこのフレッシュな我が感性！」みたいな所はあるw でも、その昭和のおっさんオーダーをこの薬師丸という人は、飲み込み咀嚼してその独特な歌唱でそれをうまく寂しくならずに体現していて好感。何故か寂しげな曲だけど堂々としている。 カバー側はその使い方がナンカチガウだった。徳永英明にしろ寂しげ一辺倒になる。 そこはご本人さんの歌唱の少し上がる独自性と内面のなんか強そうな所なんだろうな。カバー陣がどれだけ歌いアレンジしても原曲が上。声質はある。 で、AWAの検索リストに引っかかったカバーの中からこれは原曲をうまく使ってるなーと思ったものをピックアップ。偉そーに思った所感を素直に述べる。 1. 本家の。比較対象として。自分の歌唱範囲を知っててその使い方と、多分トレーナーが指示したことを遂行する能力が高く、なんだかんだカバーの誰よりも上手い。 2. クセ強な掠(kasu)れ気味なボイスでやるパターン。それでも高温についていけており、のっぺりとしながらも下がらない。上がりはすれども下りはしないのは本家同様。結果、味があってこれはアリと思う。後半は伸ばさず歌い方を変えるという原曲の規律を守っている。 3. この人のカバーを意識的に聞いたことはそんな無かった。年季過ぎた後期の収録なのか、面白い声だなと思う。それでも質感は良く思える。なるほど、名前聞くだけはあるなと。おっちゃんボイスだと飽きるからなのか最後はコーラスにしていてなんだか観客思いだなとも思ったw 4. よくある鼻詰まり系。それはそれでカッコよく、頑張ってる感あるのよね。特にサビはまとまって聞こえていいなぁと。やはりおっちゃんより女性が歌う方が良いのねと。keyも少し遊びを入れてき始める。なんだかんだそのまま聞いてしまったw 5. 一番いじくり回してきたやつ。ぬぼーと歌うのかいと思いきや、サビで重ねてきてここまでいじりつつ、そのゆっくりした余裕や余韻はリスペクト、残してたので面白いなーと。Bassは少し変えたくはある。シンプルなだけに、ん？となる箇所は誤魔化せない。 6. アカペラコーラスで来るとはなかなかw メインの声質の魅力や歌唱はそこまでかなと思うものの、分かってるからかエフェクト入れてるからそれはそれ。歌唱隊みたいな個のパターンも面白いよね。一般の歌唱グループもカバーしやすくなるお手本。オーガナイザーの企画勝ち。 7. 悪く言えば偽玉置浩二。ご本人が歌ってもこの延長線だろうなと。下手したらカバーを歌っててもおかしくないなと。離婚してたら流石に歌いづらいか… 玉置浩二似のカラオケ的に聞いたら上手いもんだ(流石に失礼)。ピアノだけでやるのもいいね。 8. ご本人さんライブ版。お喋りなおばちゃん的な少し気は強い印象を受ける。ワガママだと叱らないでと言う歌詞は作詞のおっさんが本人のイメージをら重ねたりしたのかな？高音はトレーニングの成果的な。でもライブでこれならいい感じよね。 いわゆるhidden track/listで 9. a day on Moorea / DJ Mitsu the Beatsそんな南国のゆったりインスト曲を新譜から入れている。流石にずーっと1曲聴いてたら頭パーになるもんねw とまれこんな感じ。 あくせくした令和にも3-4周していいかも。 でもね、多分、きっと…そう、そのカラオケで探偵物語というのもやっていて、それも引っかかりはする。しかしこの曲ほどではないからリストに化までは…でもね、多分、きっとw