《You’d be so nice to come home to》というタイトルの楽曲があります。この曲の邦題が誤訳だという話を何度か耳にしたことがあります。どういう意味になるか、あらためて整理しておきます。
(ネットで紹介されていた、関係者による証言です)
この歌に、当時<帰ってくれたらうれしいわ>という邦題をつけた私の父は、最近テレビや文章のなかで、しきりにそれが若かった自分の誤訳で、正しい訳は「貴方が待つ家に帰っていけたら幸せ」という意味であると伝えている。
直訳
You'd be so nice to come home to(あなたの待つ家へ帰れたらどんなにホッとするのに)
You'd be so nice by the fire(あなたが暖炉のそばにいてくれたらどんなにうれしいでしょう)
While that breeze on high sang a lullaby(そよ風が高くまいながら、子守唄を歌ってくれて)
You'd be all that I could desire(私が求めるものがあるとしたら、それは、あなただけ)
Under stars chilled by the winter(冬の寒さに震える星の下でも)
Under an August moon shining above(空で燃えさかる真夏の月の下でも)
You'd be so nice you'd be paradise to come home to and love(帰って行くところとして、そして愛する相手として、あなたがいてくれたらうれしくて、どんなに楽園のようでしょう)
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