テキサス生まれのロサンゼルス育ち バリー・ユージン・カーター = バリー・ホワイト は、10代の頃 窃盗で捕まり、少年院で過ごし
そこで エルヴィス・プレスリーを聴き、音楽の道を志したそうです。
音楽の道は 順風満帆とはいかず、苦労しましたが、
グローディーンとリンダの ジェイムズ姉妹と いとこの ダイアン・テイラー からなる3人組のユニット「ラヴ・アンリミテッド」のプロデュースを手掛け
1972年に『恋の雨音』を初ヒットさせました。
14週にわたって R&Bチャートにランクイン。最高位6位、また POPチャートでも14位 になったこの曲
バリー・ホワイトも《電話の声》で曲に参加してます。
バリー・ホワイトと彼女達の関係もラヴで、グローディーンは 1974年に彼の妻になってます。
秋元康と高井麻巳子 みたいなもんですね 😁
1970年代中盤は、ヴァン・マッコイ など オーケストラ・インスト・ディスコ の全盛期。
バリー・ホワイト も、「ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ」を立ち上げました。
総勢 40人 からなる このメンバー
バリー・ホワイトと共同で アレンジを担当するのは、ジーン・ペイジ。
ドラムスは エド・グリーン。
ギターは デイヴィッド・T・ウォーカー、レイ・パーカーJr. 、リー・リトナー
ベースは ワー・ワー・ワトソン など豪華メンバー が参加した《スーパー・バンド》になり、ヒット曲を連発しました。
選曲
①『愛の花束』(78年)……アルバムタイトル『愛の花束』
副題に
「恋人たちに贈る 音楽の花言葉」
と書いてあります。
ちなみに B面は
『シクラメン、それは過ぎ去りし歓び』です。
原題は
『 Hey Look At Me I'm in Love 』
メロディーラインが素敵過ぎ ♡☆(´▽`)☆♡
②『白銀のテーマ』(76年)……アルバムタイトル『白銀のテーマ』より
原題が『 My Sweet Summer Suite 』にもかかわらず 邦題が『白銀のテーマ』になったのは
大ヒット曲『愛のテーマ』に次いで ヒットさせる為に、デサントと協賛して《スキーブーム》に乗じて『白銀のテーマ』にしたとの事。
ま、アルバム発売も12月だったしね。
この曲を聴くと、確かに スキーをしているイメージがあります。
流麗なメロディーですね。
③『ラプソディ・イン・ホワイト』(74年)……アルバムタイトル『ラプソディ・イン・ホワイト』より
この曲、1975年から約10年 日本テレビの土曜22時に放送していた『テレビ三面記事 ウィークエンダー』のオープニング曲。
B面は『バリーのテーマ』
ちなみに、「新聞によりますと……」の部分の使用楽曲は クインシー・ジョーンズの『鬼警部 アイアンサイド』のテーマ。
『キル・ビル』でも使ってましたね。
1978年にシングルで再発され、『ウィークエンダーのテーマ』とタイトルを変えられました。
その時のB面は『愛のテーマ』
お得な カップリングですね。
④『愛のテーマ』(73年)……アルバムタイトル『ラプソディ・イン・ホワイト』より
香港のキャセイパシフィック航空のCMで使用。
47~48歳 以上の人なら まず 聴いたことない人はいないんじゃない?
あの頃、皆 テレビっ子だったしね。
アメリカだと、ゴルフ放送のオープニング・テーマで使ってたので、
日本人がこの曲を聴くと、飛行機が飛び立つ映像を連想するのに対し、アメちゃんはゴルフを思い浮かべるという。
当初はバリー自身のボーカルが入る予定が、ジーン・ペイジによる ストリングスのアレンジを聴いて、その美しさに 自身のボーカルは必要無し と判断したそうです。
ちなみに、全米ビルボード Hot 100 チャート1位!
日本では 最高位 79位ですが、21週連続チャートイン!
⑤『フォーエヴァー・・イン・ラヴ』(75年)……アルバムタイトル『愛のテーマ ( パート2 )』より
アメリカじゃあシングルカットしてるみたい。
B面は『 Only You Can Make Me Believe 』
日本はシングルにしてないと思うけど…さて
⑥『サテン・ソウル』 ……アルバムタイトル『ホワイト・ゴールド』から
B面は『楽しくいこうぜ』⇒原題『 Just Livin It Up 』
この『楽しく行こうぜ』は、『白銀のテーマ』のB面にもなってる 😵
なんやねん 😫
⑦『愛のサンバ』(76年)……アルバムタイトル『白銀のテーマ』より
⑧『愛のテーマ』(74年)……アルバムタイトル『イン・ヒート』by ラヴ・アンリミテッド より
ボーカルVer.
B面は『恋のお蔭で』
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