■HIPHOPの歴史を変えた、歴史に残る名曲8選
1️⃣The Message / Grandmaster Flash and the Furious Five (1982年)
社会的メッセージを確立した、現代HIPHOPの原点。HIPHOPに社会批評のテーマを導入した歴史的な転換点。
2️⃣Walk This Way Run-DMC (1986年)
世界的ロックバンドAerosmithとタッグを組んで、ロックとの融合とクロスオーバー成功した、時代の革命児。ヒップホップをメインストリームに押し上げた決定打。
3️⃣Fight the Power / Public Enemy (1989年)
政治的怒りと過激なサウンドが話題を呼んだ問題作。サンプリングを複雑化させ、社会問題を正面から扱ったアンセム。
4️⃣N.Y. State of Mind / Nas (1994年)
リリシズムの金字塔。詩的なライムとストリートの現実描写で、後のラッパーの技術的な基準を確立した。
5️⃣Juicy / The Notorious B.I.G. (1994年)
ラグジュアリー・ヒップホップを切り開いた先駆者。成功と富を肯定的に歌い、商業的な新しいスタンダードを作った。2Pacとともに、早すぎる死が惜しまれる。
6️⃣今夜はブギー・バック (smooth rap) / スチャダラパー feat. 小沢健二 (1994年)
J-POPへの浸透と大衆化に成功し、HIPHOPを広く一般に認知させた、文化的影響力の高い作品。この曲があったからこそ、後にKICK THE CAN CREWやRIP SLYMEは国民的グループとなり、やがて30年ほどの時を経てCreepy Nutsという怪物が生まれた。
7️⃣Lose Yourself / Eminem (2002年)
技術と普遍性の融合に成功した、Beastie Boys以来となる天才カリスマ白人ラッパー。ラップスキルと普遍的テーマで、ヒップホップとして史上初のオスカー受賞と世界的成功を収めた。
8️⃣Alright / Kendrick Lamar
HIPHOPが辿り着いた現代の社会・芸術的到達点。ジャズ、ファンクを取り入れた革新的な音楽性は、Black Lives Matter運動の非公式アンセムとなり、現代における社会的なインパクトを与えたマスターピース。
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