夜狐七変化

歌詞

異界の戸開けてちょうだい 瞬く間交錯する からくりの世いつもたのし ようこそ今宵の客人はそなた 逢魔時 不安がだんだん多幸感になってく 丑三つ時 幻なんかじゃないって 気付いてくれた？ 明けるまで 踊ってたったったらたったったたら 帰れなくなっても知らないよ 遊ぼやよいよい良い子じゃな 社の奥でかくれ鬼しましょか 探してもいない わらわは何処でしょね 可愛やこいこい恋し方 弾む耳を見つけ出してごらんよ 現れて消える　いと妖し七変化 人さんこちら　手の鳴る方へ 御伽の夜へ 遊んでくれてありがとう 願いを託してちょうだい 踏み入れた勇気を讃え 叶うは今宵の客人のそなた 過ぎる時 虚空がだんだん蒼空変わってく 彼は誰時 わらわの正体そろそろ 気付いてくれた？ 明くる日も 来るって言ってくれたったったたら 帰してあげてもいいけれど もう一度 遊ぼやよいよい良い子じゃな 参道駆け抜け鬼ごっこしましょか 届きそうなのに遠くから声がする 可愛やこいこい恋し方 揺れるしっぽを捕まえてごらんよ 悪も善となる　摩訶不思議七変化 ちょいとちょいと人さんこちら ほぅらほぅら手の鳴る方へ お池の水面に映る わらわは誰でしょ わらわはいつかのそなた そなたはいつかのわらわ 神様がしたいたずら　もう少し もう少し さよならよいよい良い子じゃな 社を出たら迷わずに帰れよ 道となり消える　夜狐の七変化 寂しやよいよい宵明けた 空へと紙の風船を投げましょ われらへと架かる 虹になりますように 明くる日も　明くる日も そして明くる日も 異界の戸開け放って 遊ぼやよいよいコンコン そなたよこちら　手の鳴る方へ 幸え給え 月のもとで