擦り切れれば次第に答えで 降りかかるのを見て溺れて 相容れない鏡の気流で 見失う形を抑えて 水滴をまとう日々の 些細な迷いで意味を縫わないで 映った雲の話題で わからないこと 酸に浸してよ 誰を責めたらいいのと 咽び泣く地下水路 君も 君も 君も異常気象 目の前にいないから 指切り味の再度に声で 意味が足る話で繋いで 罵倒を浴び 落とした裏まで 互いに知らなくて冷たくて 悲観の底まで 沈んだ不条理ばかり漂う 無垢な海に狼狽えて 背けないでよ 許し合えるから 波が拐った笑い事 傷跡は深い針路 君も 君も 君も異常気象 突き刺して向かい風 泳げずに流されて 理解は泡みたいで 比べ合う呪いだけで 消えた夢の台詞を 焚べ直して 否定を躱して ただ開いて 意味の遠くへ 久しぶり 無関心な一言の風味で 飲めないのを押し固めて 掴む場所にして 連鎖を終わらせて 誰を責めたらいいのと 咽び泣く地下水路 君も 君も 君も異常気象 目の前にいないから 波が拐った笑い事 傷跡は深い針路 君も 君も 君も異常気象 突き刺して向かい風 目の前にいないから 目の前にいないから 目の前にいないから 知らないだけの机上水路