逆転のスクランブル

歌詞

最終電車のアナウンス 人の波に逆らって歩く ガラスに映る僕は昨日と 寸分違わぬ退屈な顔 このままじゃダメだって心は とっくにサイレンを鳴らしてる 聞こえないフリももう限界だ スクロールしても埋まらない何か 理想の自分は画面の中 「いいね」の数だけ幸せなら 僕はもうとっくに救われてる 平均点の安心感に 魂を少しずつ売り渡してた そんな日々にケリをつける時間だ 交差点の真ん中でふと 空を見上げたら星が見えた 雑踏のノイズが嘘みたいに遠のいて 胸の奥の声だけが響いた 根拠なんて何もないけど 今、動かなきゃ全部終わる 最後の直感が身体を突き動かす 走り出せ、逆転のスクランブル 信号はもう青に変わった 臆病な自分に別れを告げて シナリオのない明日へ 誰かが決めた正解なんていらない 僕が信じたこの道が答えだ 最終列車のベルが鳴る前に 未来をその手に掴み取れ いつだってそうだ 大事な場面で一歩踏み出せなかった 後悔のリストだけが増えていく そんな自分はもう見飽きたんだ 失敗したっていいじゃないか 何もしないよりずっとマシだ この痛みこそが僕を強くする デスクの上の枯れた観葉植物 まるで僕の心みたいだった だけど今朝は水をあげてみたんだ ほんの少しの希望を込めて 日常は何も変わらないけど 僕の世界は変わり始めた 小さな一歩が全てを動かす Yeah, the city never sleeps, a concrete jungle, I'm on the run 常識の a cage, break it, have some fun ネオンの a sign, like a starting gun 俺の a life, the battle has just begun 過去の a shadow, say goodbye to the sun 0から1へ a brand new one 未来は a game, I've already won ヘッドフォンから流れるビートが 心拍数とシンクロしていく 街の灯りがスポットライトに見える 今、僕は物語の主人公だ 震える足は武者震いだろ? もう何も怖くなんてないさ 最高の逆転劇を見せてやる 駆け抜けろ、逆転のスクランブル 雑踏を味方につけて 常識の地図は破り捨てたんだ 心のコンパスだけを頼りに 誰かに笑われたって構わない 最後に笑うのは僕の方だ 運命の女神の髪を掴んで 最高の未来へ連れて行け もしもあの時、なんて言葉は もう二度と口にしたくないんだ 選ばなかった未来を羨むより 選んだ今を輝かせたい 隣で笑う君がいるから 僕はもっと強くなれるんだ 一人じゃない、それが最強の武器 終電を逃したプラットホーム でも不思議と焦りはないんだ むしろここからが始まりだって ワクワクしてる自分がいる 空が白み始めるその前に まだやれることがあるはずだ もうためらう時間はない One last chance, one last dance, in this midnight romance 運命への a defiance リスクのない a game, no elegance 掴み取る a brilliance 過去の a自分, say good riddance 未来へ a guidance これが俺の a renaissance 東の空が燃えるような赤色に 新しい一日が僕を呼んでる 昨日までの僕じゃ見えなかった 景色が 今はっきりと目の前に広がってる 答えはいつだってシンプルだった やるか、やらないか、ただそれだけ 僕はもう迷わない 飛び乗って、逆転のスクランブル 始発列車が未来へ向かう 涙の跡も道になるはずさ 僕が僕であるために 誰かのための人生じゃないんだ 僕が選んだこの今を生きる 最高の朝焼けをその目に焼き付けて 新しい世界へ走り出せ