群青の灯を握って

歌詞

割れた窓から差し込む朝の音 冷たい空気で心を起こす 言い訳まみれの昨日を脱ぎ捨て 新しい靴で地面を蹴った 誰かの背中を追う日々の端で 見失いかけた自分の輪郭 指先の震えごと抱きしめて かすかな光を頼りに歩く 痛みはちゃんと生きてる証拠 涙の塩味が強さを作る 叫びたい言葉は喉で燃えて 息になる瞬間を待っている 駆け上がれ まだ終わってない 夜を裂くギターが道を描く 掴みたい明日はここにあると 鼓動が確かに告げている 壊れたコンパスでも進めるよ 星座をなぞって方向を決める 転ぶたび拾う欠片の数だけ 輝きは増していくから 駅のホームに置き去りの影 欠伸の街で瞳が覚める 失くしたふりの勇気を拾って 胸のポケットで温め直す Check 1-2, dive into the blue 疼く痛みも武器にするルール 零れた後悔 ぶち破るフレーズ 弱さと強さで景色を更新 声にならない願いの震えが 弦と重なり解けていくたび 曇っていた視界が晴れて 明日の輪郭が色づき始める 走り抜け まだ終わらない 歪む轟音が背中を押してる 触れたい未来は手の届く距離 目を逸らさずに迎えに行こう 雨粒の粒度で刻むテンポ 靴底のリズムが合図を出す 傷跡の数が地図になるなら この道を誇って歩ける 君がくれた言葉の残響が 静かな夜にやさしく響く 「一人じゃない」と笑う横顔で 止まってた私が動き出す No fear, no lies, we cut the ties 胸の檻から光を解放 Burn out doubts, turn on the lights ここから始める逆転劇 躊躇いを超えて踏み出す足で 確かめるように地面を鳴らす この瞬間こそが生きてる証 胸のメトロノームが跳ねた 飛び越えて まだ見ぬ明日へ 涙の粒で景色が澄んでく 歌になった痛みを抱えたまま 笑って次のドアを開ける