虹彩のパレード

歌詞

アスファルトの隙間に咲く花に 昨日の涙を重ねてた モノクロの風景に 君がくれた一滴の絵の具 ため息の代わりに 深呼吸ひとつ 空の青さを吸い込んだら 退屈な教科書の隅に描いた 未来の地図が色づき始めた 信号待ちの交差点 行き交う人の無表情な群れ 誰も僕のことなんて見ていないのに 透明な壁を感じてた ヘッドフォンから流れるビートが 心臓の音とシンクロして 「大丈夫」って言葉より確かな 鼓動が背中を押してくれた ちぐはぐな願いも 欠けたままのパズルも 全部抱きしめたら ほら 飛び立てるはずさ 靴紐を結び直して 銀河系の片隅で奇跡は起こるよ スパンコールの雨が降る 迷子の星屑集めて 君だけの星座を描こう 悲しみの夜を超えて 虹彩のパレードが始まる ケセラセラ 呪文を唱えたら 世界は万華鏡のように輝く 完璧じゃない僕らだからこそ 触れ合える温度がある 失くしたものばかり数えて 俯くのはもうやめにしたんだ 使い古したペンのインクが掠れても 物語はまだ終わらない 読みかけの小説の次のページには 新しい朝が待っている ガラス窓に映る冴えない顔に そっとウインクを投げてみる 案外悪くないかもなんて思えたら 世界は少しだけ優しくなった Yeah, Check it out 埃かぶったスニーカーで Step on 昨日の自分に Say good-bye リズムに乗って Bounce & Ride ガラクタみたいなプライドも 今日のスパイス 限界線なんて自分で引いた イリュージョン 超えてけ Imagination 報われない努力も 無駄に思えた回り道も 全部意味があったと 笑える日が来るから 地平線の先を見つめて 宇宙船の窓から地球を眺めたら 小さな悩みは塵のよう 零れた涙の雫で 希望という名の花を咲かそう 有限の時の中で 無限の夢を見る僕らは自由だ ありのまま 心が叫ぶままに 世界を鮮やかな色で染め上げて 誰かの正解をなぞるより 間違いだらけの僕の歌を 君が口ずさんでくれたなら それだけで宇宙を手にした気分さ 錆びついたブランコを 力一杯漕いだら 空が近くに見えたんだ 子供の頃に信じてた魔法は 今もこの胸の奥に眠ってる ポケットの中くしゃくしゃの レシート それさえも旅の証だから 一つ一つの瞬間が繋がって 今の僕を形作っている One time for your mind, Two times for the show 過去と未来が交差するこの場所 ノイズ混じりの Radio から流れる Soul 掴み取れよ Control 見えないゴールテープ 向かってGo on 君が主役の Revolution 名前のない感情も 行き場のない衝動も 全部エネルギーにして ほら 駆け出せるはずさ 追い風をその身に受けて 銀河系の片隅で生命は芽吹くよ スパンコールの雨が降る ガラス玉に閉じ込めた 小さな宇宙を解き放とう 哀しみの歴史さえも 愛おしいメロディーに変えていく ケセラセラ 呪文を唱えたら 新しい物語がここから始まる