革命の秒針

歌詞

配られたカードはいつも脇役C スポットライトの外側でただ 頷いてるだけ 台本(シナリオ)通りの退屈な毎日を リピート再生するだけの壊れた機械 感情なんてとうの昔に電源を 切ったんだ じゃないと、 この息苦しさに耐えられなかった 「お前はそれでいい」って 世界の声がする うるさいな、黙っててくれよ 誰かの物語を彩るための背景 それが僕に与えられた 役目(ばん)なんだって いつからか、 そう思うようになっていた 諦めることに、 慣れてしまっていたんだ でも心の奥底、消したはずの火種が まだ燻って、時々、熱を帯びる 「本当にこれでいいのか」って 僕じゃない僕が、 僕に問いかけてくる 時計の針が、真夜中を指した 舞台の幕が、静かに上がっていく さあ、始めようか 僕が僕を、 取り戻すための最終戦争を 今だ！僕の番だ！ このくだらない筋書き(プロット)を 書き換えるのは！ 誰かが決めた 結末(エンドロール)になんて、 付き合ってやる義理はない！ 主役の座を奪い取れ！ これが僕の、僕だけの革命前夜だ！ もしも神様が、 この脚本を書いたのだとしても 僕はきっと、インクをぶちまけて 台無しにしてやるだろう 僕の物語の作者は 僕しかいないんだから 震える手で、仮面を剥ぎ取った 鏡に映る、知らない顔の僕がいた 「やっと会えたな」って、 そいつは笑った そうだ、僕はずっと、 君に会いたかったんだ 誰にも理解されなくたっていい 僕が僕を、ちゃんと理解してやれば もうそれだけで、何も怖くなかった 新しい世界の、匂いがした Yeah, check it, a-yo, "The time has come" 脇役(エキストラ)の時間はもう 終わりだ、俺が主役(メイン) スポットライトを奪い、 マイクをジャック お前らの描く未来図は、 ここで破り捨てる 台詞(リリック)はアドリブ、 筋書きは俺の魂 筋書きのないドラマの方が、 面白いだろ? さあ、刮目せよ、これが俺の第一声 世界の中心で、俺は俺を歌う 心臓の音が、 カウントダウンみたいに響く 新しい僕が、産声を上げる さあ、見ててくれ 僕の、本当の始まりを 来たぜ！僕の番だ！ この色褪せた世界を塗り 替えるのは！ 誰かのための 人生(ステージ)なんてもう 終わりだ、僕が僕を演じきる！ 歴史の教科書を書き換えろ！ これが僕の、 僕だけの独立記念日だ！ ありがとう、そして、さようなら 僕を脇役にしてくれた、 全てのものたち 君たちがいたから、僕は 主役になりたいと、強く願えたんだ 感謝してるよ、心の底から もう台本なんていらない、 道なんていらない 僕の足跡が、 これから道になるんだから 転んで、泥だらけになったっていい それも全部、僕の物語の、 美しい一場面だ 誰かに笑われたって、 指を差されたって 僕はこの生き方を、 絶対に後悔しない だって、こんなにも心が、 自由だって 叫んでいるのだから Aight, this is my declaration 俺は俺の国の、唯一の王 法律も、憲法も、全部俺 異論は認めない、反論も聞かない ついてきたい奴だけ、ついてこい 俺が見せるのは、 誰も見たことのない景色 絶望の果てに咲く、 希望という名の花 涙の跡に架かる、七色の虹 さあ、行こうか、俺たちの楽園へ 完全に夜が明けた 新しい太陽が、僕だけを照らしてる ああ、なんて、美しいんだろう これが、僕の世界だ これが僕の番だ！ この世界の全てを、 僕が愛してやる！ 誰かに与えられた幸せじゃなく、 この手で掴み取るんだ！ 全ての始まりを祝福しろ！ これが僕の、僕だけの創世記だ！