シュワっと恋の合図

歌詞

少しだけ 眠たい目にソーダのきらめき 通学路の角で世界が泡立っていく 君の笑い声がストローを揺らして 退屈なページが一瞬でめくれた 並んだ影の長さで季節を測って 寄り道の看板に秘密の丸をつける 「またね」 の代わりにラインのスタンプ 既読の光が胸でポンと跳ねた 失敗のシミだって洗えば模様になる ため息もふっと吹けば 輪っかに変わる ポケットの勇気を指先で弾いたら 景色のピントが甘くとろけだす 弾ける午後、光る汗、 胸にショートカット 君の一言で世界はカラフル再起動 退屈なんて今日の空には似合わない 笑って走れば風が先回りする 信号の青が合図を送ってくる カナリア色のバスが夢を運んで タンポポみたいな約束を飛ばしたら どこへだって行ける気がした 寄せ書きみたいに重なる日々のメモ 消しゴムのカスも星座に見えてくる 曲がり角の先で予感がウインクし 遅刻気味の太陽が手を振る Pop fizz, きらり、胸でClick sound Shy mindでもStep up, Turn around 甘いだけじゃない微熱のGrooveで Kick snare跳ねて、 迷いをMove away わたし基準で今日を書き換え “Be myself” のフラグを立てる OK 寄り道の数だけ好きが増えていく 指先のインクで夢に丸をつけた 窓辺の風鈴が秘密を知っていて 名前を呼ぶ前に頬が赤くなる 光の粒、髪に舞う、 胸はショートトリップ 君の隣なら世界は無重力みたい ノートの端っこに描いた小さな未来 今ここで現実に重なっていく 雲間のスキマから差し込む ピースサイン 焦りはリュックにしまって軽くなる 水たまりの空を跳び越えた瞬間 拍手みたいに波紋が広がった 夕焼けのチャイムが街を染めていく ふたりの影は少しだけ近づいて 帰り道の秘密を風だけが知ってる 明日もまた会えるって信じられる Sweet spark, 目と目でPing送信 心拍SyncしてHigh resolution 妄想は現実の予告編なんだ Play押して、後悔はスキップボタン Tiny stepでもドラマは進行中 主役はわたしたち、テロップ不要 背伸びの靴でも景色は味方する 胸のマドラーで不安を溶かしたら 遠回りだって近道のフリをして 笑顔の温度で今日が沸き立つ 弾ける声、踊る影、 心はショートカット 君の「またね」 で空はピンクに変わる 甘くてちょっとだけしみるこの瞬間 ずっと忘れないようにポケットへ