AWA

合図で始まるゼロ距離ダッシュ

Track byAcre

2,304
1
  • 2025.08.26
  • 4:15
AWAで聴く

歌詞

朝一番の冷たい空気が肺を澄ませる 靴紐を結ぶ音が小さなドラムロール エントランスのガラスに映る 自分へうなずき 今日のための一歩を 胸の中心に置いた 駅前のざわめきが メトロノームみたいに鳴る 改札のピッという音が合図になって 響く 掲示板の矢印がやけにまぶしく 見えて 心の中の地図に薄い線が増えていく 誰かの速度より自分のテンポを 信じたい 昨日の迷いはポケットの奥で 眠らせて 息を合わせたら視界の端が少し 晴れる 今、準備はできたと胸が告げた 踏み出した足で景色の色を 変えていこう 転んだ跡も未来の路面図に刻み込む まだ遠いゴールさえ笑って 迎えに行ける 拍の合う仲間がいる、それが力だ 横断歩道の白が フィールドに見えてくる 信号待ちの間に深呼吸を二回だけ 袖口の風が「行ける」 とやさしく囁く ここからが本番だと笑って言える 階段を駆け上がる膝のリズムは軽い ビルの隙間から差す光が背を押す 小さな不安はカバンの奥で丸くなる 思考の靴底は今日、グリップがいい Kick-snare、 キックプッシュで視界ブースト Checklistは一行ずつ消していく ルーティン Low-latencyで希望を ストリーミング配信 Failure? That’s flavor. スパイスに変換 比べる指をそっと ポケットにしまったら 鼓動のテンポが自然に合ってくる 静かな確信が胸の奥で灯る 行こう、ここから描き直していける 踏み出した足で景色の色を 変えていこう 曇り空でもグラデーションは作れる 遠回りの分だけ物語は深くなる もう迷わないと靴底が言った ホームに吹く風が ページをまたいでいく 未読の夢に光の付箋をつけ直す 指先の震えはむしろ良いサイン 合図のベルが胸の中心で鳴った 夕方の街はオレンジと群青の混合 看板の文字が 映画の字幕みたいに躍る 手ぶらでも重さは軽くなっていた 次に会う自分がきっと好きになる Flowは軽快、言葉のバウンスで加速 Doubtはログアウト、 Hopeをログイン BPMは等速、視界はワイドに解像 一歩ずつがドロップで歓声を呼ぶ 失敗を並べ替えたら道が見えた 点だった瞬間が線になって伸びる 目の前の段差を軽く越えていく 拍に合わせて未来が近づく 踏み出した足で景色の色を 変えていこう 手を振る明日がちゃんと見える距離 同じテンポで笑える仲間がいる ここから進行形で描いていこう

このアルバムの収録曲

  • 1.合図で始まるゼロ距離ダッシュ
このページをシェア

Acreの人気曲

Acre
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし