お行儀よく 微笑むだけのガラスケースの中の蝶 羽ばたき方さえ忘れて、 誰かの拍手を待っていた スポットライトが作る 影に本当の自分を隠して 完璧な偽りの姿をただ演じ 続けていた 「君のため」 という甘い毒を飲み干しては頷いて 尖った爪も牙も全部、 自分で丸めてしまった 従順な羊の群れの中で息を 殺していたら いつの間にか、 野生の誇りを失くしていた だけど聞こえたんだ 鎖が軋む音、魂の叫びが 鏡の中の瞳が 「いつまでそうしてるの?」 と問い詰める もううんざりなの 茶番はここまでにして 今、牙を剥く時が来た 私たちがルール、 この世界の秩序を塗り替えるの ひれ伏しなさい、 偽物の女王には退場願うわ 涙で濡れた過去のページは燃やし 尽くして この傷跡こそが本物の証、 私たちの戴冠式を始める 誰かに与えられる ガラスの靴なんていらない 自分の足でこの荒野に立つ 砕け散った過去の欠片が 私の王冠の宝石になる お行儀の悪い笑い方が私にはよく 似合う ガラスケースは自らの手で叩き 割って出てきたの スポットライトなんて必要ない、 私自身が光を放つから 偽物の私にサヨナラを、 これが本当の覚醒 Listen. 王座への挑戦状、 叩きつける宣戦布告 ぬるま湯に浸かってる奴らにはもう 用はない レベルが違うの、 見せてあげる格の違いを 私たちの前ではどんな伝説も 色褪せる ひれ伏すか、道をあけるか、 選択肢は二つだけ このゲームの支配者は 私たちだって、もう分かりなさい 地響きが聞こえるでしょう? 私たちの進軍の合図が 古い時代の終わりを告げる 弔いの鐘が もう慈悲なんてかけらもない 頂点の景色を、奪いに行く 私たちが法律、 この世界の不条理を裁くの 黙って見てなさい、 退屈な神話は今日で終わりよ 血で滲んだこの道の先にある 未来だけを見つめて この痛みこそが最高の栄光、 私たちの帝国を築き上げる 敗者の涙の味はもう忘れたわ だって私たちは、 もう二度と負けることはないから 頂点に立つ孤独? 上等じゃない、それこそが王の証 「君には無理だ」 と囁いた声を思い出して笑う その絶望が私をここまで 強くしてくれたんだから 飼い慣らされた羊の皮はもう脱ぎ 捨てた 誇り高き狼の群れが、今、 狩りを始める Aight, it's the final round. チェックメイトはもう見えてる あんたたちの時代は 数分前に終わったの リスペクト? 欲しいなら力で示してみなさいよ 言葉遊びはもう終わり、 結果が全ての世界 歴史に刻まれるのは勝者の名前だけ そしてその名前は、私たちよ 静寂が訪れる、 嵐の前の静けさじゃない 嵐が全てを薙ぎ払った後の、 絶対的な静寂 もう何も恐れるものはない 全てを手に入れる覚悟はできてる 私たちが頂点、 この世界の歴史を創り変えるの 刮目しなさい、 伝説が生まれるこの瞬間を 流した血の数だけ私たちの絆は 強くなる この絶望こそが至高の快感、 私たちの新時代を宣言する
