鏡の中の私は 今日もため息ばかり 君の隣にいる子みたいに 笑えたらいいのに 新しい服を着ても どこか似合わなくて 少しでも君に近づけるようにって 願ってるのに 「かわいいね」って言葉 私には きっと似合わない どうして君の前では 素直に笑えないんだろう どうせ私なんて 君の目に映らない どれだけ見つめても 届かない距離がある 強がるたび 胸が苦しくなる ねぇ、こんな私でも 好きでいていいのかな 君の話を聞くだけで 嬉しくなってしまう それだけで一日が 少しだけ輝いてく でもLINEの返信が 遅いだけで不安になる 期待なんてしないって 言い聞かせながら 「またね」って笑った声 頭から離れないまま 帰り道の夜風が 涙を隠してく どうせ私なんて 君の隣似合わない 冗談さえもうまく 返せない不器用な私 だけど本当は誰よりも君が好き この想い 言えないまま 心にしまってる もしも生まれ変われたら 少しだけ強くなりたい 「私なんて」じゃなくて 「私がいい」って言えるように どうせ私なんて そんな言葉捨てたい いつか君の隣で 笑える日が来るように 届かなくても 想いはここにある ねぇ、君の幸せを 願える私でいたい 今日もまた 君の名前を 小さく呟いて眠る
