《♪》 雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる 《♪》 だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね 《♪》 春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっと あいつの得意だった 歌をおぼえているから それまでにきっと あいつの得意だった 歌をおぼえているから 《♪》