歌詞
「どうしたって変われないんだね」 髪をすいて鏡越しに言われる 口を塞いで呼吸だけが鳴ってて 凍えそうなほど冷たい静寂で あてもなく陽は落ちていく 翳りを待つ部屋の人形や写真をただ 眺めていた ほつれた指先から流れていった 寂しさのわけが 虚しくなるのさ安い芝居で君が 笑うから ここに立ってずいぶん経つんだが 見なくなった顔もいくつかあって 選んできた孤独は惨めなんだ 泥のような底なしの欲望の中 誰かを睨みつけても何も 変わらないんだろう 空虚な返り血 不様な色に染まる 離れたその距離から明日を知るんだ 笑えない理由が命刺さるのさ 「戻れないんだ!」 止めどなく泣いて笑ってる自分すら なぜ作りものに見えるんだろう 映し出したそんな歪んだ瞳が 次の創造に代わるんだ
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