いつか見た夢の途中で 醒めず藻掻くことに夢中で 小さな世界 蝕む鼓動 閉じ込めていた もしも叶うなら 何を差し出そうか 「傍にいて...」も届かない 凪いだ祈り Never forget me... 今この歌を君に 枯れない花を手向けに 運命だとしても 僕たちが生きた証だから 空高く逝く君へ 残された歩みはどこへ 僕も今行くよ 赫く染まった道を 刻まれていく時は従順で 焼き付く痛みはもう十分で 寄り添う死さえ 見慣れてきたようだ 繋ぐ手と手 解けて 生きたいのに... I remember me... 今この歌と共に 泣き出した空に預けて 「ボクはここまでだ...」 託された灯を抱きしめて 微睡みの中で微かに聞こえたんだ 「キミ」の声が 凍えた身体 優しく溶かしてくれた Just you and me... 今この歌を君に 明けない夜の終わりに 終わらない未来を 僕たちが生き繋いだから ありふれた願いでも 紡ぐ希望を掲げて 僕はもう行くよ 遥か 道無き道を